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ノイバラは、バラ科の

ノイバラは、バラ科の落葉性のつる性低木。日本のノバラの代表的な種。山野に多く自生する。ノバラともいう。学名Rosa multiflora

高さは2mぐらいになる。葉は奇数羽状複葉で、小葉は楕円形、つやがない。初夏、枝の端に白色または淡紅色の花を散房状につける。個々の花は白く丸い花びらが5弁あり、雄しべは黄色、香りがある。

道端にも多く出現し、棘が多いので雑草としてはいやがられる。刈り入れられても根本から萌芽し、根絶は難しい。

他方、果実は営実(エイジツ)と称し寫下薬、利尿薬になり、日本薬局方にも記載されている。また、バラの園芸品種に房咲き性をもたらした原種であり、日本では接ぎ木の台木に使用される。

古くはうまらと呼ばれ万葉集にも歌われている。

道の辺の うまらの末(うれ)に 這(は)ほ豆の からまる君を はなれか行かむ
丈部鳥(はせつかべのとり)  巻二十 4352


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