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イカリソウ(錨草)は
イカリソウ(錨草)はメギ科の落葉多年草。花は赤紫色で春に咲き、4枚の花弁が錨のような特異な形をしているためこの名がある。葉は複葉で、1本の茎に1つ出るが、3枚の小葉が3回ずつ、計9枚つくことが多い。東北地方南部以南の森林に自生し、園芸用や薬用に栽培されることもある。
全草は淫羊霍(いんようかく)という生薬で精力剤として有名。本来の淫羊霍は中国原産の同属のホザキノイカリソウE. sagittatum (Sieb. et Zucc.) Maxim.(常緑で花は淡黄色)で、名はヒツジがこれを食べて精力絶倫になったという伝説による。ホザキノイカリソウの淫羊霍に対して、イカリソウの方を和淫羊霍とすることもある。
同属は25種ほどがアジアから南ヨーロッパにかけて分布する。英語名はBarrenwort、Bishop's hat、Fairy wings、Horny goatweedなど。
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イカリソウの有効成分としてはイカリインIcariinというフラボノイド配糖体が知られ、これには実際に次のような効果が示されている。
- 一酸化窒素(NO)レベルの上昇。
- ホスホジエステラーゼ(PDE)-5に対する弱い阻害作用。
これらにより平滑筋が弛緩し陰茎などの血流が増えると考えられる。PDE-5の阻害はバイアグラと(かなり弱いが)共通の作用である。
またこのほかにもいくつかの薬理作用が研究されている。
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参考文献
- Liu WJ et al. Effects of icariin on erectile function and expression of nitric oxide synthase isoforms in castrated rats. Asian J Androl. 2005 Dec;7(4):381-8.
- Xin ZC et al. Effects of icariin on cGMP-specific PDE5 and cAMP-specific PDE4 activities. Asian J Androl. 2003 Mar;5(1):15-8.
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