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下剤(げざい)
過食症になると、食べすぎたものをなんとかして外に出さないといけないような気がしてくるんです。
それで、下剤を飲んだりします。下剤っていうのは、便を排泄させる薬で、錠剤の形をしていたり、粉末の形をしていたりします。それを口から飲むと、便が出やすくなります。便を柔らかくしてくれたり、腸を動かしてくれたりして、出しやすくしてくれるからです。
でも、本当はあまり効果がないんですよ。
食べ物からの栄養は、ほとんどは小腸っていうところで吸収されるんです。小腸っていうのは胃で溶けた食べ物が次に進むところです。小腸で栄養を吸い取られた残りかすが、次に大腸へ進みます。大腸では、水分などを吸収します。そうやって栄養も水分もなくなって最後に便として出されるんです。だからいくら下剤で大腸にある便を外に出したからといって、もう栄養は体の中に吸収されてしまっているので手遅れなんです。
便秘の人には下剤はいいですが、過食症では役に立ちません。でも、ついつい使ってしまうんですよね。気分的に、栄養が外に出たような気がするんです。
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