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歯が溶ける
歯が溶けるっていっても、虫歯になるっていうことではないんですよ。ちゃんと歯をみがいていても、過食症になると歯が溶けてしまうんです。なぜでしょうか?
それは、嘔吐(おうと)をするからです。嘔吐っていうのは、いったん食べたものを口から外に吐き出すっていうことです。ただ食べたものがそのまま出てくれば何の問題もないのですが、そうはいきません。
口で細かく砕いて、そしてそれが胃の中に入って胃液とまじってぐちゃぐちゃになったものが、口から出てくるんです。
胃液っていうのはもともと食べ物を溶かすためにあるもので、強烈な酸性です。酸性・アルカリ性の酸性です。金属とかを入れるとガスがぶくぶく出てきて溶けちゃうっていうあの酸性です。それが口の中を通るんですから、あの固い歯だって溶けちゃうってわけです。
一回嘔吐するくらいなら大丈夫ですが、過食症の場合は何度も何度も嘔吐をしてしまうので、それで歯が胃液に触れて溶けてしまうっていうことなんです。
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