トップページ > 過食症について > 病気について > 医薬品 > マーキュロクロム液(
マーキュロクロム液(
マーキュロクロム液(-えき)は、マーキュロクロムの水溶液である。別名、メルブロミン液。通称、赤チン。
概要
暗赤褐色の液体で、皮膚・キズの殺菌・消毒に用いる。マーキュロクロム液100ml中に2gのマーキュロクロムを含むため、水銀を0.42~0.56w/v%含む。マーキュロクロム液に含まれる水銀は有機水銀であるが、皮膚浸透性が低く、濃度が薄い希釈液のために毒性は少ないので、外用剤として使う限りにおいては安全だとされている。 貯蔵方法は、遮光した気密容器に保存する。 pHは約8。
マーキュロクロム(C20H8Br2HgNa2O6)は青緑色~帯緑赤褐色の小葉片または粒状の物質。水には溶けやすいが、不溶分が残る事もある。水以外のエタノール、アセトン、エーテル、クロロホルムなどの溶剤にはほとんど溶けない。マーキュロクロムそのものは劇薬であるが、マーキュロクロム液は劇薬ではない。
通称の赤チンは「赤いヨードチンキ」の意味で、同じ殺菌・消毒の目的で使われる希ヨードチンキが茶色なのにたいして本品の色が赤いことからつけられた。マーキュロクロム液は水溶液なのでチンキ剤ではない。
1919年にジョンズ・ホプキンス、ヒュー・ヤングによって開発され、全世界の家庭の常備薬の一つとして長く使われていた。しかし、1990年頃にアメリカのFDAによって、マーキュロクロム液の使用による水銀中毒の危険性が指摘され、販売の中止が呼びかけられたことにより、アメリカはもとより、全世界で使用を控える動きが加速した。 日本では、製造工程で水銀が発生するという理由から1973年頃に製造が中止されたが、常備薬として求める声は多く、海外で製造した原料を輸入する事で現在も販売されている。
現代社会においては、塩化ベンゼトニウムや塩化ベンザルコニウムを使った消毒薬が主に使われる。これらは無色であることから赤チンに対して白チンと呼ばれる事もある。例として「マキロン」(ゼファーマ、旧山之内製薬)などがある。
関連項目
- ヨードチンキ
- マキロン
外部リンク
- 医薬品情報(熊大) マーキュロクロム液
|
『お買い物へ行こう~♪』 ―幸せの見つけ方― (無料ワーク) |


