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カバ(kava)は南

カバ(kava)は南太平洋のメラネシアからポリネシアにまたがる地域――フィジー、トンガ、サモアなどで常用される嗜好品。向精神性薬物。カバカバとも言い、カヴァカヴァカヴァなどとも表記される。またカバを使った儀式もその名で呼ばれることがある。

ヤンゴーナと呼ばれる胡椒科の潅木の根を乾燥させ、粉状にして水に混ぜるか、あるいはそのまま水で揉み出したものを漉した泥水様の液体がカバで、これを飲用する。またヤンゴーナそのものも「カバの木」と呼ばれることがある。ヤンゴーナ自体の植生域はハワイからニューギニアまでと広い。

カバの効果は鎮静作用を主とする。アルコールは含有しないが、酒に酔った時のような酩酊感がある。飲用時、口内の痺れを覚えることが多い。

カバは現在のところ南太平洋諸島域、その他の多くの国々で規制されておらず合法である。しかしカバの成分を抽出し製造されたサプリメント剤による、重篤な肝臓障害を含む健康被害が欧米諸国で発生しており、医薬品として規制管理されつつある。日本でも厚生労働省が2002年11月28日付けで、販売監視強化の通達を都道府県に出している。

文化的側面

カバは複数の社会で宗教的、あるいは社会的な儀式に用いられ、重要視されてきた。

'AWA(アヴァ)と読むこともある。儀式として用いることもあるが、現在ではハワイで二日酔い止めの薬として使用されているようである。

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